たぶん中学生の頃からインスタントラーメンを作って食べている。長年作り続けたおかげで、具材の量や湯で具合を勘で処理できる数少ないレパートリーの一つだ。といっても大抵素ラーメンで食べてしまうので、主に使う具材は水なんだけど。
実家がサッポロ一番文化圏だったので、今に至るまでサッポロ一番を買い続けている。たまに味について批判している人を見るけど、インスタントラーメンはインスタントラーメン味だから、お店で売られているラーメンと同じ土俵で比べるのは駄菓子と本格スイーツを比べるようなものなんじゃないか。本格スイーツがなんなのかは分からない。
一方、最近は辛ラーメンにはまっている。昔初めて食べた時は辛いだけで味に深みがないと思っていたけど、これはきっとサッポロ一番批判文法である。今ではあの駄菓子感が好きだ。
一番好きなのはカップ辛ラーメンで、内容量が少なく気軽に食べやすい。ただスープがクセになるので、塩分的には多量摂取してしまっている気がする。近所のスーパーでは袋入りの辛ラーメンキムチが売っていて、通常の袋辛ラーメンより辛さが抑えられており、お腹やお尻に優しく気軽に食べやすい。キムチの名の通りスープが少しすっぱいのであまり飲む気にならず、こちらは比較的塩分を摂らずに済んでいる。たまごと刻みネギを入れるとうまい。ご飯も合う。