年末に購入して家にいる間はかなりガツガツプレイし続け、30時間程度でストーリーをクリアした。DLCはまだ未クリア。
5年ほど前にダークソウル1をプレイしたっきり一連のシリーズには触れていなかったけど、知人たちの間で大流行した結果自分も波に乗ってしまった。相変わらず人間を陥れようとする気持ちがゲーム中に張り巡らされているが、1と比べるとかなりゲームとして洗練された印象を受けた。
1の頃はなんとなく色んな所に完成度の甘さを感じたり、人間を陥れるために何かを犠牲にしている感じがあったけど、3はあらゆるバランスを上手く取った結果比較的遊びやすいゲームになっていたと思う。もちろんダークソウルなのでやっててちゃんとフラストレーションが溜まるし、そしてなぜか翌日またやりたくなっている。この辺りの魅力は1と変わっていなかった。
ラスボスが最も体験が良かったのも印象的。個人的に、人型のボスは体験がめちゃくちゃ良くなるかめちゃくちゃ作業感が出るかに二極化していた。最後のボスはボスとしての特性もあってか作業感があまり無いまま倒すことができて、最後に良いボスと戦えたな、という気持ちになった。パターンが分かりやすく、慣れたら簡単だと感じてしまったボスは自分のミスによってダメージを食らった時のフラストレーションを自覚してしまって、避けてやった!パリィしてやった!みたいな気持ちがあまり生じなくなってしまう。この塩梅はとてもシビアで、人によっても求めているものが違うだろうし調整に正解がなさそう。
一番思い出深いのはやはり呪腹の大樹を腕だけ殴って倒したこと。腹部の卵に似たものが身体の随所についていることは気づいていたけど、最初に倒せそうになった時にそのギミックを利用していなかったため、腕だけ狙っててもいける!!という気持ちになってしまった結果、難易度に対して多量の努力を費やした気がする。
あと、1のころからパリィが好きだったのでパリィできるボスは全体的に好みだった。パリィはとても気持ちがよく、作業感が一気に薄まるので、1と同じくラスボスもパリィできたら最高だったかもしれない。ただそのせいで1のラスボスはあまり強くないという評価になってしまっているらしいので、3がそうなったのはしょうがないか。
とにかく前に進みたい気持ちが強すぎて、探索やストーリーは全然消化していない。意識的に避けていたのか?と思うくらい場所も記憶していなくて、あまりに前のめりすぎてラスボスを倒したあと話が終わったという気持ちに全くならなかった。エンディング分岐があるらしく自分がどのパターンなのかは分かっていないけど、ゲームの終わり方はすごく好みだったので自分の選択は間違っていなかったなと思えてよかった。
最近対人ゲーの比率が高めでソロゲーはあまりやっていないけど、買って触っていないオーディンスフィアをやろうかなと思えるきっかけになった。と言いながらさっきまでLoLをやっていたんですが…。
(24m)