Valheimを1週間で60時間弱プレイした

2021/02/12
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ラピュタの建設も可能

少し前にValheimというゲームをやっていると書いたけど、あれからValheimしかやっていない。生活に必要な時間以外のほぼ全てを捧げた結果、約1週間で60時間弱というなかなかないプレイ状況になっている。

何が面白いのか

一見前時代的なグラフィックと洋ゲーっぽい硬派なゲームの印象だけど、蓋を開けてみるとあらゆるところでよく出来たゲームだと感じさせられている。容量が1GBと驚きの軽さで、要求されるスペックはかなり低く、10年前のPCでも動く可能性は高い。ゲームのジャンルとしてはクラフトサバイバルアドベンチャーアクションという感じで、生活に必要なものを集め世界を旅しボスを倒すという流れ。自分はこのゲームをプレイしている時、Terraria(建築)、DARK SOULS(戦闘)、Hand Simulator:Survival(操作感やグラフィック)のことを思い出している。マインクラフトは1分くらいしかプレイしたことないけどこれに近いのかもしれない。

クラフト系は何らかの行動を繰り返すことになりがちだけど、このゲームはあらゆる行動にスキルレベルが設定されているので常にレベリングの快感を覚えることができる。走りレベルが上がれば速度と走り続けられる時間が延びるし、ジャンプレベルが上がれば飛ぶ高さが増す。木を切る力はどんどん高まるし、剣で敵に与えるダメージも増えていく。とりあえずなにか動かしているだけでも変化があるのは嬉しい。

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機能性を追求したベッド

建築要素も試行錯誤を煽る内容になっている。荷重制限による高さ制限や野ざらしによる風化要素、家具の充実度による休息レベルが設定されていて、全体的にどこかリアルな、しかしリアルすぎないゲームっぽい建築を楽しむことが出来る。

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あの敵も味方にできるかも?

こういうことってできるのかな?という想像がかなり実現できるように設計されている。不便な方が楽しめるところは不便にしてあるし、便利にしたいところはギリギリまで便利にできない。その塩梅がとても上手く、ユーザーが何かを達成したときの高揚感が高まるようになっていると思う。

初めてイカダを作って洋上に繰り出した時、専用のBGMを聴きながら自身が降り立った大陸から離れていく時の期待と不安は2000円を払ってこのゲームを買うに値する体験だった。

一つの素材を手にしてそれを元手に次の素材を手に入れていくという体験は色んなゲームで再現されていると思うけど、そういった体験に心当たりがある人ならこのゲームは楽しめる可能性が高いと思う。2021年最もおすすめのゲームのうちの一つです。

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